2022年6月20日 : :
代表者変更について会社概要ページ、代表者名を下記に変更しました。
代表取締役・会長 石崎真一
2019年11月14日 : :
Y.S君その後今回、Y.S君から一時帰国するとの連絡を受けた清水はY.S君と会う約束を取り付けた。今回は清水の教え子を含め...
今回、Y.S君から一時帰国するとの連絡を受けた清水はY.S君と会う約束を取り付けた。
今回は清水の教え子を含めてパーティーを行う事を告げたのだが、彼は教え子にとても興味を示してくれた。
一時帰国を果たした彼の印象は随分と変わっており、明るくとても社交的で教え子たちとも会って直ぐに
打ち解けることができた様子だった。
Y.S君の現地での様子や行動は聞いていたが、ここまで良いとは驚いた。
教え子たちと趣味や、身近な出来事、オーストラリアの様子や、自身の心情を話す中で彼はこう語った。
半年前と比べて自分は変わりましたよ、何事にも積極的になったし、行動することの大切さが
わかったんです。前の自分だったらこういう集まりは面倒くさくて絶対参加しなかったですよ。
元々、好奇心は強い性格は感じていたが、それを阻む遠慮や怠惰から来る敬遠が影を潜めた。
積極的に取り組み、一歩を踏み出すことを恐れない彼には物事を纏める立場がよく似合っているように
思う。
さらに続く会話の中で彼は現在の目標を語ってくれた。
彼は今、教職員を志している。
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2019年4月1日 : :
Y.S君の場合中学の3年生から長期や短期の引きこもりを繰り返し、一年の留年を経たY.S君清水の元に話が来るまでに多くの支...
中学の3年生から長期や短期の引きこもりを繰り返し、一年の留年を経たY.S君
清水の元に話が来るまでに多くの支援団体が着手したが、上手く行かなかった依頼だそうだ。
改善が見られても直ぐに元の状態に戻ってしまうということで手に負えないということらしかった。
Y.S君は語学能力が高くイタリアへの留学経験もあるそうだが、イタリア語よりは英語への興味が強いらしく、
ご両親の今後の経験やキャリアを含めて留学に出したいという意向を叶えるため、留学の斡旋や海外生活に広い知識を持つ清水が選ばれることになった。
引きこもり状態のY.S君を外に連れ出すため、入院を控えた清水の代わりにNPO団体のカウンセラーに協力を仰ぎ、Y.S君を外に連れ出し清水の元まで連れてくることに成功した。
カウンセラーがとても上手くY.S君と接して対等な友人関係を築き上げ、清水を紹介したたためにY.S君は最初から清水に強い興味関心を持っていて清水の話をよく聞いた。
Y.S君は海外に出たいという気持ちが強くあることを確信した清水は、留学をしてみないかという誘いをかけたのだが、Y.S君は英語に自信がないとのことで清水の元で英語の勉強をすることになったのだが、驚くことに彼は既に英語検定準二級ほどの能力を持っており、発音も流暢で会話に慣らせばいいというだけだった。
週一回のレッスンの約束を取り付けても来なくなるという心配はないと判断したため、約束を取り付けて初日は解散した。
清水の読みどおりに進み、レッスンの他、教室近くの教会に勤めている外国人宣教師との交流で英語力を鍛えたY.S君は自信を持ち、ご両親の意向と本人の意志が合致し、留学期間を一年、ホームステイを選択した。
Y.S君はホームステイを選択をしたはいいが、ホームステイ先で家族と上手くやっていけるかと心配したが、現地には日本人カウンセラーもいるし、今までに4回もホームステイ先を変えた子もいるくらい簡単に変えられるから心配しなくていいと清水に説明を受け、先月末にオーストラリアへと旅立った。
カウンセラーと共に、保安検査場を越えるY.S君の期待と不安が混じった背中が人波に紛れるのを一年後が楽しみだと見送った。
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